Kの思索(付録と補遺)

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パクらないと始まらない!大量にアウトプットするための実践的方法〜Kの思索(付録と補遺)vol.37〜

 勉強にせよ、仕事にせよ、多くの人が「インプット作業」をあまりに膨大にしていて、肝心のアウトプットが無い。勉強のインプットでいうなら教科書を読む作業であり、仕事のインプットならただひたすら検討を詰める会議や資料作成だ。これらのインプットはそれなりに重要だが、やはりアウトプットがなければPDCAサイクルでいうところのC(検証)とA(改善)に手をつけることが出来ない。


 例えば勉強のアウトプットは実際に問題を解くことだし、仕事のアウトプットであればとにかく結果にコミットすることである。インプットとして会議で検討するのは良いが、そんなことを長々としていて、大量にアウトプットする他社に「結果をコミット」され、そうなってから初めて実利的な事態が何も進展していなかった事に気付くのでは本末転倒だ。


 特に今はインターネットの発達により、アウトプットをしやすくなったし、それによる結果の反映もほぼタイムラグなしで得られるようになった。つまり個人がモチベーション次第で好きなだけPDCAサイクルを回せる時代になったのである。となればアウトプットしないのは勿体ない。


 ただ裏を返せば、アウトプットすることは現実的で客観的な世界からの評価を突きつけられることに他ならない。最初は極めてシビアだと思うだろう。ただし、このシビアさが慣れてくるとだんだん「フェア」であると思えてくる。

 

 つまり人間関係や利害関係によるバイアスは大局的になるほど均され、平準化する。フォロワーが少なければ荒らしが目につくし、反応も敏感にならざるを得ない。しかしフォロワーが多くなれば、荒らしはただ統計的に必ず生じる着火材にみえるし、彼らを利用して知名度を上げれてラッキーくらいに思えるだろう。

 

 それに、何十万の烏合の集よりも、1万の自分のファンが大事なのだ。個人が個人として価値を高める価値主義の時代では、この感覚が非常に重要だ。1万のパトロンが毎月50円払ってくれれば600万円稼げて、組織に属さずとも生きていける。そうなったら彼はおそらく何十万人に嫌われていようと、1万人のファンを大切にするだろう。このように、結果がダイレクトかつシビアに現れることを恐がるのではなく、フェアで優しいという視点で捉えてはどうだろうか。


 それでもまだ、ネットに自分の何かをアウトプットして、シビアな評価を受けるのが恐いという人もいるだろう。そういう人はまず「成功している人の真似」から始めるのが良い。売れてる漫画、ブログ、ビジネス等々を日頃からよく観察する…だがそれだけで終わってはいけない。それではインプットしかしていない。売れてるモノを真似しながら、自分の何かをアウトプットするのが重要なのである。

 

 そうするとだんだんと「自分のオリジナルを出したい」という欲求が生まれてくる。となれば、アウトプットを繰り返すことに慣れた人は、すかさず自分のオリジナルを試すだろう。試した結果、おそらく大抵はうまくいかない。ただ、その失敗の代わりに「売れている人のやり方(様式)がいかに合理的なものか」を痛感することが出来る。川の上流のゴツゴツした岩が、下流では角が均されて丸くなっているように、売れてる人のアウトプットの様式は、膨大なアウトプットの中の最も合理的な部分だけが残った厳選豆100パーセントの抽出物なのだ。


 今売れている漫画に王道と呼ばれるものがあるのも、シェイクスピアなどの古典が脈々と定義し続けてきた様式である。今では歴史的な大作家と名高い芥川龍之介だって、古典を参考にする手法(換骨奪胎)が得意だった。例えば羅生門今昔物語集のオマージュだ。落語家もまさに型から入る代表的なプロフェッショナルだろう。「寿限無」や「まんじゅうこわい」などの古典的な噺を師匠の元で修行し、まず型を真似るのだ。そして成熟するにつれ型の合理性に気付き、老練になるとようやく己の型というものが滲み出てくるのである。


 型破りなことをして一発当てたいと思う気持ちはみんな持っているだろうが、そもそも、「破れるほどの型を持っていますか」という話である。イチロー振り子打法王貞治一本足打法が、基礎となる型もなしに生まれたと思うだろうか。世の中にバズったアウトプットが、なんの模倣でもないということはまずあり得ないだろう。開き直りではなく、これが初心者のアウトプットの王道なのである。

 

 

おまけ: 札幌でのグルメ

 

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 札幌の汁なし担々麺で一番好きなお店「175°~DENO~」花椒が効いてる系です。痺れ大好き。メインの白ごまではなく黒ごまをチョイス。

 

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 「和幸」(わこう)でのとんかつ。ゆずドレッシングが美味い。

 

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 「ごはん家 cafe みやび」にてランチ。ここの米はマジでうまい。米の粒が本当に立つとこうなるのか!って驚きました。

 

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 居酒屋「千歳鶴」にて色々。

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 締めのそばからの~・・・

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 さらに締めの焼きおにぎり(笑)ゆめぴりか美味いなー。

 

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 喫茶「クイーン」にて昼ごはん。美人なお姉さんが一人でやっています。BARみたいでおしゃれ。

 

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  最後にまた「175°~DENO~」へ来訪(笑) やっぱ白ごまの方が好きだなー。

 

 

END.