Kの思索(付録と補遺)

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美容の本質 みんながナイガシロにする最大の美容法〜Kの思索(付録と補遺)vol.38〜

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 「ためしてガッテン」で美髪特集をやっていたのを見た。番組での美髪になるための結論としては「濡れた髪を擦らない」という当たり前の内容であった。

 

 特にドライヤーしながらブラッシングなんてしてれば、髪がカッスカスになるのなんて直感的に分かりそうなものなのに、さも当然かのごとくやっていたので、一般的にはそういう意識ってあまり持たれないのかな?と驚いたのだった。

 

 そしてこの事でふと、世間一般の「美容」に対して投げかけたい考えが湧いてきたのだ。それはすなわち、「ミモフタモナイことを言うようだけど、その美容ってナンセンスだよね」って僕が日頃アタリマエに思ってることが、世間では認識されていないのかもしれないということだ。

 

 まずは髪の美容についてミモフタモナイことを言わせて貰いたい。髪は生えたての頃が一番綺麗なのであり、すなわち美髪に関しては、生えたての状態をどれだけ傷付けないようにキープできるかにかかっている。

 

 また、そもそもどうやって綺麗な髪を生やすかも重要だ。綺麗な髪の生やしかたは、良いものをバランスよく食って、しっかり寝ることに尽きる。髪は体内で生成されるのだから、自身の健康状態に比例して健康な髪が生えてくるのはアタリマエだ。あとはもう遺伝だ。生まれながら綺麗な髪の持主はいる。まさにミモフタモナイが。

 

 例えば縮れ髪の人は、どれだけキューティクルがあろうが、光が綺麗に反射しないというそれだけでどうしたってボサッとしたようにみえる。そういう人がストパーかけると見違えるような美髪になったりもする。また髪が太いか細いか、量が多いか少ないかも美髪に影響するが、遺伝だしどうしようもない。

 

 良いシャンプーや高いコンディショナーだとしてもあまり美髪の形成には関係がなく、自分の肌に合うか合わないかくらいの効果しかないノンシリコンシャンプーが流行った時に、その対応商品のコンディショナーにがっつりシリコンが入ってたのは笑ったし、最近では生シャンプーとか言って、シャンプーの「鮮度」を気にしていて笑わせてくれる。

 

 とはいえ世の中こんなものだ。少し考えれば、現実的に美容効果ないって分かるやろそんなん…という商品も、マーケティング次第で売れるのだ。

 

 しかしながら、こういう身もふたもないけど考えてみりゃそりゃそうだよなって美容の本質、あんまり女性受けが宜しくない!(笑)……宜しくないけど、本当に美しくなれるのは僕のシビアな意見だと思うから、他にもガンガン言わせて貰いたい。以下にいくつか挙げる。

 

  1. 洗顔料は脂性の人だけが必要で、そのほかの人は水が一番良い
  2. 高い化粧水や乳液に頼るより、食や睡眠や運動などのライフスタイルの改善をした方が美肌によい
  3. 化粧は出来る限りしない方が長期的には綺麗な肌を保てる
  4. エステに行くより、温泉や運動で代謝活動を促し、咀嚼の回数と強度を上げて顔周りの筋肉を鍛える方が美顔になれる
  5. 身体を手で優しく洗い過ぎても皮膚病のもとである。
  6. 身体にいいものだけをとるのはアレルギーのもとである。
  7. 老化を防ぐためには呼吸法がとても重要である。

 などなど…

 

 とはいえ上記で否定してきたようないわゆる「美容らしい美容」は、短期的な見た目上でのコミットメントとして確かに効果的だ。なので、それを毎日続けてれば(本質的ではなくとも)美しく見せられ続ける事はできるだろう。つまり普段の努力で常に100パーセントの自分を「形作ってみせる」ということなのであり、そしてこれにもっとも近い概念は筋トレである。しかしやらなくなった途端に、それまでの努力が嘘かのように急激に衰えるのである。

 

 本当の長期的な美容、つまり「肌とか髪、綺麗だよねー!化粧水とかシャンプーに気をつけてるの?」と質問された時に「何にもしてないよー」とかって言える人になるためには、僕の言ったような努力が最も有効なのである。科学的根拠をあげるまでもなく、僕はこれらをアタリマエのことだと確信している。「いかに自身の細胞を健康にするか」・・・美容の本質はそれにつきるでしょ。

 

 END.