Kの思索(付録と補遺)

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3/12〜3/18の出来事に関しての雑記〜Kの思索(付録と補遺)vol.27〜

3/12(月) LIMEXという次世代の「紙」が面白い。従来の木と大量の水を使って作る紙とは違い、LIMEXは樹脂と石灰石から作るのだそうだ。これにより水ストレスが大幅に減るのでエコなのだ。

しかもLIMEXは普通の紙と違って汚れに強い。従来、飲食店のメニューなどは汚れを防ぐためにラミネート加工をしていたが、LIMEXはその必要が無いそうだ。また石灰石を使って紙を作るというアイデアは昔からあったが、高価で重いなどの難点があった。このLIMEXはそれらの難点が解決されつつあり、リコーなどの企業と提携して積極的に開発を進めているようだ。

さて電子化の時代で紙の需要は減ってると思うのは早計だ。むしろ新興国などで紙の需要は増え続けており、世界全体でみても20年後には今と比べて紙の需要は2倍に膨れ上がる見込みだ。このLIMEXが新時代のエコな紙として普及する日も近いかもしれない。

 

3/13(火) 財務省の公文書書き換え問題で大騒ぎだが、なんなら役所というものは強大な権力に対して忖度するのが当たり前である。だからその権力の指針と反するものは受け入れない。

分かりやすい例が生活保護である。役所は生活保護の申請を簡単には認めてくれない。あの手この手ではぐらかそうとする。しかし生活保護を受けるための条件というのは至極シンプルで
1.資産がないこと
2.貯金が5万円以下であること
3.収入がないこと
なのであるが、役所は他にもあれやこれやの条件が必要だと本当かのような嘘をついてくる。上記の条件を満たしていれば、書類だけもらって問答無用で役所に郵送するのがよい。役所は拒否できない。それでも反抗されるようなら法テラスに頼って無料で弁護士に相談しよう。

 

3/14(水) 昨日は生活保護について少し書いたが、生活保護ギリギリで家賃を抑えたいと思う人には今流行りのシェアハウスを利用するとよいかもしれない。組織に属さず個人で金を稼いでいる人も多く住んでいるらしく、そのノウハウは少なからず参考になるだろう。有名どころではギークハウスやリバ邸などがある。とはいえ実際生活保護になると住宅扶助が出るのでシェアハウスから引っ越す人も多い。

3/15(木) 個人型確定拠出年金(ideco)という年金制度を知っているだろうか?CMで「家が建っちゃうね!」と宣伝しているが、あれは始める年齢によっては過剰広告でもなんでもなく、本当に家が建つかもしれないくらいお金が貯まるお得な制度なのである。(詳しくはググっていただきたいが、税金が安くなるというのは間違いのない投資なのである)

しかしサラリーマンの平均加入率は未だに1%に留まっている。このように制度を知らなかったり面倒ぐさがったりすると、家が建つくらいの貯金額をみすみす逃すことになる。そしてそれがいつも99パーセントの大衆なのである。
今日は週末にかけてのワイン購入。

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3/16(金) トヨタ春闘でベースアップ金額を非公開にした。トヨタが基準になっていた春闘のベースアップ金額をトヨタ自身が隠すことによって、日本企業のベースアップ金額の基準を無くすという狙いの試みである。

しかし財務諸表などで調べればいくらベースアップしたのかはいずれ簡単に明らかになるのであり、他の企業の大半はそのトヨタの秘密の蓋が開けられるまではベースアップを据え置きにしておくのではないかとみている。日本企業を牽引したいのならどでかいベースアップの金額を堂々と公表すれば良いのだ。このやり方だと、どっかの企業ががっつりベースアップしてくれるのを他人任せに期待しているようにしか見えない。

 

3/17(土) 「グーグルレンズ」がヤバそう。グーグルレンズとは何か物に対してカメラを向けると、その物の情報を自動で取得してくるというアプリケーションだ。例えば以下のようなことが出来る。
・ある花にカメラを向けるとその花が何なのかを教えてくれる
Wi-FiスポットのIDにカメラを向けると、自動的にWi-Fiの設定までやってくれる
・日本語の文章を撮ると英語に翻訳してくれる
・ロックバンドのライブ情報を撮るとチケットの購入とカレンダーへの予定の登録を行なってくれる
・建物を撮ると建物の名前を教えてくれる
・絵画を撮ると作品名と作者の名前が瞬時に表示される
などなど…もちろん電話番号を撮れば自動的に登録してくれたりもする。
昨今のテクノロジーの進化は「直感的にやりたいこと、成果物」への手数を減らす役割をするものが劇的に増えたので、時間とお金の節約のためにもバンバン活用するべきだ。

 

3/18(日)シェアリングエコノミーの時代が本格的に訪れ始めている。すなわちありとあらゆるものがシェア、レンタルされる生活が来ているのだ。

例えば本やDVDなんかは典型的だ。すでに本は電子媒体が紙媒体の販売を超えた。DVDもわざわざ借りたりせずに、ネットフリックスやアマゾンプライムで自宅にいながら安くクリック一つで見られるようになった。

それだけではない。例えば礼服なんかも既にレンタル出来るし、メルカリを眺めればありとあらゆるものが安く売りに出されている。自分の所有物でいらなくなったものを売り、新しいものを買うことが流動性高く出来るようになった。
これまでは何かを所有していることがステータスの時代だった。しかしこれからモノは必要な時に持ち、そうでないときは持たないことが普通になるだろう。すでにデータですらクラウドで保存し、自分で持たないのだから。