Apex 野良アリーナランクでダイヤに到達する方法~ Kの思索(付録と補遺)vol.131~
※史上最高に報酬バッチがカッコいいので、なんとしても上位バッチを勝ち取りたい私
Apexのアリーナランクをひたすら野良でプレイし、昨日、ダイヤランクへ到達した。パーティを組まずにやっている人間の中では、わりかし早い方だと思う。
アリーナランクにおいては、配信者もまだあまり体系的に解説している動画を出していないようである。
今回の記事で、私の考えるアリーナランクを上げる上での重要点を解説していくので、ぜひ参考にしていただきたい。
なお内容としては、「野良かつアリーナかつダイヤまで」というかなり上位の教示内容なので、基礎があることが前提となっている。
基礎については既に以下の記事を書いているので、初心者の方はまずこちらを一読願いたい。
APEX LEGENDS ダイヤランク到達法の解説〜Kの思索(付録と補遺)vol.106〜 - Kの思索(付録と補遺)
●ランクのポイントについて
公式によるとどうやら、MMRと呼ばれる内部レートと、実際いま自分がいるランクとのバランスによって、勝った時に時に得られるポイントと、また負けた時に失うポイントが決まるというようなことが書かれている。
まぁぶっちゃけ良くわからない。運営も意図的にぼかしている感じがある。
実感として私が得た答えは「連勝することが非常に重要な指標である」というシンプルなものだ。
連勝すればするほど、得られるポイントが加速度的に積み上がっていくのである。
だがここが野良でやる上で辛いところである。パーティならまだしも、野良の場合はスキルベースマッチングが働いている以上、あるところで勝率が収束するのだ。
私の場合はプラチナの2あたりであった。だいたい55%くらいの勝率に落ち着くのである。そうなると貰えるポイントは15程度になってしまう。負けた時に失うポイントは12くらいであるから、非常にジリジリとしか上がっていかないことになる。しかも通常のバトロワモードのように、接敵回数を減らすハイド立ち回りでポイントを稼ぐことも不可能なのだ。
とはいえK/Dは1.6あたりだったし、ほぼ全ての試合で野良の2倍〜20倍のダメージを出していた。
これはどういう状況かというと、実感としては、「野良に頼らず、自分が全員を倒すつもりでやらないとスタートラインにすら立てない」というイメージである。
このポイントシステムのせいで、最も重要なことが「たくさんこなす」という結論になってしまうのである。
勝率が55%に収束して、貰えるポイントも差し引き3ポイントならば、どれだけ上がり方がシビアで、どれだけの回数をこなさなければならないかが分かるだろう。
だが、それが野良でアリーナランクを上げる上での唯一の正義なのだ。必要なのは実力ではない。実力はマッチングで調整されてしまうのだから、回数をこなす精神力の方が重要になってくるのである。
(なお私はニートではない。普通にフルタイムで働く社会人である。時間有り余る人間なら、尚更言い訳できないだろう)
●エイム
鍛えろ。それだけだ。
優しい配信者は「エイムが全てではない」というが、つまりエイムがほぼ全てということであろう。
そんなことはチーターを見れば明らかなのだ。
残念ながら野良アリーナランクでは、バトロワモードよりも更にエイムがモノを言う。立ち回りはほんの少しの当たり前をやるだけに過ぎない。
射撃訓練場に篭るな。アリーナをやりまくって実践で鍛えろ。
●円が寄った方に向かえ!
円は、ラウンド開始前に円が寄った方向に収束していく。あえて円の寄った逆側に向かっていく人もいるが、私の経験上、明らかに不利という答えが出ている。
「円に先に入っている」ということのアドバンテージは想像以上に大きい。
●下を取るな!上に居続けろ!
下は絶対的に不利である。下の方が有利ということは、アリーナランクにおいては特に、あり得ない。
射線を展開したくても、それは上にいながら行われるべきであり、絶対に下に降りてはいけない。
たとえ大ダメージを与えて詰めるときでも、100%勝ちが確信できる状況でなければ、下に降りてはいけない。
●アリーナで「詰める」莫大なリスク
アリーナでは「詰め」が死ぬほど難しい。この難しさはバトロワモードの比ではない。
なぜかというと、アリーナは射線パターンが非常に少なく決まってるからである。
このことで、詰めたときに置きエイムから遮蔽の無いところで射線を通され続け、ワンマガで落とされてしまうことがザラにあるのだ。
よって大ダメージを与えたとか、割った程度で詰めてはいけない。
なんなら一人落とした程度で詰めるのも、野良の場合は非常に慎重にならなければいけない。
攻撃サインを出して詰めても、二人の野良が後ろで待機してモジモジしており、結局自分が一人で突撃した形になって、ダウンさせられてしまうのである。
詰める時は、自分が全員を倒すつもりで詰めなければいけない。味方が遅れていたら、少し待機してでも味方が前線まで来るのを待つべきである。
コツとしては、大幅に削った相手にトドメを刺すイメージではなく、別から顔を出してくるピンピンした敵と、フェアにぶつかるイメージで詰めることだ。
大幅に削った敵はどうせ撃ってこないから、置きエイムにてワンマガでこちらを落とそうとしてくる敵と真っ向からぶつかり、そこで更にダメージレースで勝たなければいけないのだ。
●試合を長引かせるな
野良でやる場合、試合が長引くほどに勝てる可能性が減っていく。
アイテムも充実していくし、当て感や連携度による期待値にも、どんとん差が開いてしまうからである。
しかし前述したように、安易に詰めてもいけないのである。
こればかりは、アリーナ野良ランクで究極に難しいところであり、回数をこなしまくって判断の経験を養うしかない。
●グレネードを買え
テルミットでもなく、アークスターでもなく、グレネードを買え。一番安いし、一番起点になる可能性が高い。直グレを当てまくれ。それだけだ。
●安易に回復を取りに行くな
もちろん回復を取るに越したことはないが、最初に真っ直ぐ向かうのは結構なリスクである。
敵の置きエイムにより受けた大ダメージで、結局プラマイゼロになることも多い。猛者ならそのまま落とされるまである。
ある程度のダメージ起点を作ってから取りに向かった方が良い。
●敵の状態を把握してから撃て
遮蔽物の横からゆっくり置きエイムで顔を出すのではなく、ジャンプでまず敵の状態を把握して、自分が先打ち出来るタイミングを測り、そこから撃つのである。
アリーナでは射線が決まってるので、当然ながら置きエイム合戦になる。
そういう状況においては、いかに自分が先撃ちできるように立ち回るかを考えなければいけないのだ。
●自分は絶対に死んではいけない
野良ランクでは、自分がノックダウンされたらおしまいである。上述したように、ほぼ自分しかマトモなダメージを出せないのだから当然だ。
例えば初心者〜中級者にありがちなことだが、エイムゴリラになるほど、先撃ちされてるにも関わらず撃ち返そうとしてしまう。
これは自分が倒されるという莫大なリスクのことを考えていない安易な行為である。その自覚をせよ。
●展開しすぎるな、しかし同じところに固まるな。
経験からくる感覚としては、45度の展開はかなり恐い。ほぼ横一線の展開が一番安心できる。
クロスを組みたいのは分かるが、アリーナは一人になった人間を徹底して潰しにくるのだ。
展開が広がるほどに一人になるリスクが増していることを自覚せよ。
このことを踏まえると、ラウンド開始時に一人だけ逆方向にむかうなど、もってのほかなのだ。
一方で、同じところに固まりすぎると当然クロスを組まれるし集中的に置きエイムされて終了である。
一つの遮蔽物に対して2人以上固まらないことを常に意識せよ。
●野良が突っ込むのは運ゲー
こればかりはしょうがない。前述したとおり、アリーナでは基本、突っ込んだほうが不利に出来ている。
だから野良と同じように突っ込めば、敵の置きエイムで自分も死んでしまう。
かといって後ろで見ていても野良は死ぬ、ほぼ間違いなく死ぬ。つまり野良が突っ込むのは運ゲーなのだと割り切るしかない。
精一杯のカバーするものの、心は次の試合に移っていることが多い。
●ひたすら回数をこなせ!
すでに最初で似たようなことを書いたが、これが最も重要である。
MMRレートを上げるには自分が根本的に上手くならないといけないから、猛者がプレマスに上がり切るなどしてランクが落ち着く前に、猛者と戦いまくったほうが良い。
プレマスダブハン爪痕と野良で戦いまくって、勝つことを普通にするのだ。「野良でゴールドを抱えた俺に勝てない程度なら、プレマスダブハン爪痕フルパも大したことない」と思うようになるまで戦え。
どうせランクが上がれば、いずれ猛者とぶつかるのである。ならば早い方がいい。
強がっているが、当然負けまくるので辛いし、全然ダメージを出さない野良にイライラもするだろうし、なぜこちらはゴールドを抱えて敵はプレマスフルパなのかと理不尽さに歯を噛み砕きそうになるかもしれないが、日が経つにつれて敵が弱くなっていく実感を持つだろう。
私は結局ダイヤに上がる前日、15連勝している。
ただこの「ランク開始最初期に猛者とぶつかりまくる」という特訓も兼ねた方法は、友人を含めたパーティではオススメしない。特に自分より低ランクの友人を入れる時は注意である。
当たり前だが負けまくるのでなんとなく険悪な感じになるし、そうなるとゲームなのに楽しくないから、一人でやる時よりも精神的に疲労する。例えば「ダウンすることこそが最大の戦犯」という思想のもと、それを指摘すると「いやあそこは詰めるべきだった」「ダメージが足りない」みたいな不毛な言い合いになり、お互いにくたびれていく。
結果として、最も重要な、回数をこなすというのが難しくなってしまうのである。
友人とフルパでやるのはある程度落ち着いてから、もしくは、競技シーンのようにガチガチにやろうとしない前提においてのみを、最近の私はオススメしている。
以上であるが、どうだったろうか。
自分としては、配信者もなかなか言語化しない、かなり奥の内容を記載したつもりである。参考になれば筆者至上の喜びである。
残りあと2ヶ月強。私はこれから引き続き、野良アリーナマスターを目指していく。