Kの思索(付録と補遺)

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外国語よりも言語力そのものを鍛えろ~ Kの思索(付録と補遺)vol.63~

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 気になるニュースにコメント

 

www.itmedia.co.jp


 ドラえもん「ほんやくこんにゃく」のようなテクノロジーが実現する未来がきた。これによって、仕事人としての「翻訳家」に求められるこれからのスキルはグンと高くなるだろう。グーグルの翻訳の精度自体はものすごく上がっているので、日常的な会話であればこれで十分だろう。


 しかし会話という意味で重要なのはやはりそのテンポ感である。翻訳によって生じるタイムラグが、テンポの邪魔をする。まだまだスムーズな会話と呼べるものではない。しかしそのスピードもこれからテクノロジーの進歩で解決されるだろう。


 そうなると、これからの社会では「外国語が話せる」という能力がアドバンテージにならなくなる可能性が非常に高い。代わって「言語力そのもの」が重要になるだろう。巧みに言語を操れさえすれば、使用言語はなんでも良くなるのだ。

 

 

 

japanese.engadget.com


 実際この記事の内容を読む限りでは、グーグルのスマホの利便性はアイフォン を上回っているように思う。もともとグーグルが他のサービスで使用していたテクノロジーを、全てスマホに導入しましたという印象だ。


 AIというテクノロジーが、実際に我々の手の届く範囲で使われ始めた。例えば撮った写真の前後をAIが計算処理して、目のつむってしまった写真を補正したり出来るようだ。アイフォン はXSシリーズを発表したばかりだが、グーグルに一歩先を行かれた印象は拭えない。

 

 

 

www.sankeibiz.jp


 このように個人の信用を数値化して、受けられるサービスが増減するようなビジネスモデルは、既に中国の大手企業「アリババ」が「信用スコア」と名付けて普及している。僕は基本的にはこのような仕組みに賛成だ。そして主流になっていくとも思う。


 しかし「格差がこれまでよりも顕著に固定化してしまうのではないか」という懸念は見逃せない。もし不意の事故などで信用スコアが下がってしまった人が、いつまでも下がった信用スコアのままでは救いがないだろう。


 例えば何年かの猶予期間を与えて、その間に何も起こさなければ、信用スコアが回復するような柔軟性あるシステムであることは必須かと思う。自動車免許の減点だって回復するのだから。

 

 

 

wedge.ismedia.jp


 自動車を個人が所有して移動手段として用いる時代は終わった。自動運転×カーシェアサービスが、自動車を所有物から公共の移動手段、もしくは物の輸送手段に変える。これは明らかである。カーナビがグーグルマップに取って代わられるのがもはや明らかであるようにだ。


 「トヨタは自動車をやめる」というフレーズが良く聞かれる。これからの会社の利益を主導していく手段としては、自動車では非常に厳しいと見越している。分かっていても、あれだけの自動車会社である。ここが究極の決断というやつだが、この決断の早さと先見の明は流石トヨタとしかいいようがない。

 

 END.