企業内学校は狙い目！～ Kの思索(付録と補遺)vol.42～
最新の時事ネタにコメントしていきます。
ニュースの内容というより、新しいニュースの伝え方の型に感動した。スライド式のニュースは、見てもらえればわかるように情報が密でありながら非常に見やすい。ニュースピックスは情報の最先端に挑戦しようとしている今最も優れたニュースメディアであると思う。今後5G回線などが普及し、動画が一瞬でストリーミングできるようになれば、スライドの中を目まぐるしく情報が動くニュース報道の型が主流になっていくかもしれない。
現状の大学教育はオワコンになっており、院でやる研究はまだしも、学部でやる「お勉強」は殆ど教育機関としての価値がなくなっている。
僕は下記の記事で既に、これからの大学の在り方はどんどん変わらざるを得ず、早くから専門的エリートを育てる「企業内学校」が出てくることを指摘していた。
ただ教育や研修というのは基本的に全て「投資」であり、最初のうちはマイナスが膨らむものである。それで育てた挙句にすぐ転職されてはたまったものではない。ダイキンも、せっかくの企業内学校なのだから、「お勉強」ではなく、沢山のコミットを生み出すような実践的なサロンを実施した方が良いと思う。
会社が新人を利用するのは勿論のこととして、新人も大企業を利用することで、個人ではなかなか実現が難しい自己実現をはかることができると教えていくべきだろう。それこそが、個人の働き方が進む中での大企業が生き残る道だろう。
僕もかなり学生時代は一匹オオカミだった方なので、理不尽な校則のクソさには苦労させられたし、沢山の先生に囲まれる中、たった一人で立ち向かって大喧嘩したこともあった。
ただ往々にして校則は、それなりに頭の良い学校であれば、そこまで理不尽なものはないと聞く。彼らはグレーゾーンが自分で分かっており、別に校則で縛らずとも大した事件は起こさないからである。
これに対し理不尽な校則、例えば「男子は全員坊主」「地毛が茶髪な女子でも全員黒染め」などというようなものがある学校は、いわゆる頭が悪く不良校であることが多い。彼らはそのように理不尽な校則で軍隊のように締め上げておかなければ、すぐに先生に舐めた態度を取り、統率が取れなくなるからだ。
例えば、「地毛が茶髪ならオッケー」を認めてしまえば、茶髪に染めてきた人間まで「これ地毛だから笑」といってかわし、先生を困らせるのは目に見えている。綺麗事で統率が取れるのはある程度の知性のしきい値があることも知っておかなければなるまい。
ニコニコが衰退した原因は、スマホアプリの使いづらさや、有料課金しなければ使い物にならない回線の遅さや、ビリビリ動画などのより使い勝手の良いニコニコに変わるコンテンツが出てきたこと等が挙げられるだろうが、一番の原因は「組織の大企業化」ではないかと思う。組織が大きくなるにつれ、生活安定を求めた保守的な高学歴が増えるので、迅速で画期的な改善を行うことが難しくなるからだ。もちろんこれを打破するのがトップの役目であるが、多分もう社長がニコニコ動画にあまり興味がないのかもしれない。
とはいえ、生放送コンテンツとしては未だトップであり、有名ニコ生主には公式で専門チャンネルが与えられている。こちらは伸びしろがありそうだ。
正直今のままでは滅びるしか無いと思う。据付のカーナビは、アップデートの手間があって、年を重ねるごとに精度が悪くなりがちだ。その点、グーグルマップならアップデートも細かくできるし、何よりユーザビリティがめちゃくちゃ高い。最近の更新では角を曲がるときに、「◯メートル先のマクドナルドがある曲がり角を右方向」というような指示を出してくれるようになった。これは細かく地図が更新されるからこそ生まれる強みである。
グーグルマップの唯一不満なところは「最短」だが「最楽」なルート指示では無いところだ。例えば、やたらと細い道だったり、やたらと角を曲がらせたり、信号がめっちゃ多かったりだ。結果的に最短ルートでも、もっと楽で、かつ早く着くルートがあるのに...この辺りの不満点を解決するようなナビゲーションを売り出せば、もしかすると据付ナビもグーグルマップに勝てるかもしれない。とはいえ早くしないと、この不満点の改善すらグーグルマップに先を越されるだろう。
END.
