Kの思索(付録と補遺)

日々の思索です。Twitterはこちら。https://mobile.twitter.com/k0sisaku インスタ→https://www.instagram.com/yushak_satuei

2019-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オススメ宿 すっぽんと手打ちそば「萬鷹旅館」~ Kの思索(付録と補遺)vol.77~

岩手へ旅行に行く機会があり、「すっぽん」のフルコースが食べれることで有名な旅館に泊まった。ここが本当に素晴らしく、記事にして紹介しようと思う。 紹介文 岩手 湯川温泉 名物すっぽんと手打ちそば「萬鷹旅館」 湯川温泉の萬鷹旅館の名物は、すっぽん!…

生産性のない人間は死ぬべきか?~ Kの思索(付録と補遺)vol.76~

資本主義の競争社会では、「正論」と呼ばれるものは基本的に「生産性」に結びつくと言ってよい。正論による「詰め」もしかりだ。つまり「どうしてそんなミスをしたの?」とか「どうしてこうしなかったの?」「こうするべきだよね?」というようなお叱りは、…

マイノリティ思考をマジョリティに~ Kの思索(付録と補遺)vol.75~

大前提から話を始めよう。日本は資本主義国家である。にも関わらず、通常の義務教育の過程では、いわゆる「お金」に関する教育がなされない。だから国民の殆どが、資産運用はおろか、国が設けている制度にすら無頓着なままである。これは不思議な事だとは思…

劇場版Fate/stay night [Heaven's Feel]第2章をレビュー~ Kの思索(付録と補遺)vol.74~

Fate/stay night [Heaven's Feel] の2作目に当たる本作。前作の解説記事は下記に貼っておく。単体で見れないこともないが、おそらく何が何やらさっぱりわからないまま、そのアニメーションとしての表現のすごさに圧倒されて、鑑賞を終えることになるだろう。…

クリード2 炎の宿敵 レビュー~ Kの思索(付録と補遺)vol.73~

クリード2炎の宿敵は、もはや伝説となったボクシング映画の金字塔「ロッキー」シリーズから継続する巨大なサーガである。そのため、クリード2を見るに当たって、ロッキーシリーズを紹介しなければ話が全く始まらない。 ロッキーは、貧乏でゴロツキの弱小ボク…

「破天荒フェニックス」をドラマ化しよう~ Kの思索(付録と補遺)vol.72~

破天荒フェニックスは、倒産寸前で再建はほぼ不可能と言われていた眼鏡会社「オンデーズ 」を見事に立て直した社長と社員たちの実録である。 この物語を語る上で欠かせないのは、社長である田中CEOと、彼を黒子的に支えた奥野CFOである。 オンデーズ の再生…

映画「来る」から「ずうのめ人形」をレビュー~ Kの思索(付録と補遺)vol.71~

先月、2018年映画ベストの記事を書き、その4位として「来る」という映画を挙げた。原作小説は澤村伊智の「ぼぎわんが、来る」である。比嘉の性を持つ姉妹が、怪異現象を調べ、怪異と戦うという事で「比嘉姉妹シリーズ」として、これ以外にも「ずうのめ人形」…

ジャッジアイズ 死神の遺言(キムタクが如く)レビュー~ Kの思索(付録と補遺)vol.70~

この間、ジャッジアイズ~死神の遺言~(通称「キムタクが如く」、以下、キムタクが如く)をクリアした。我々の中に植え付けられた「キムタク」というキャラクターがあるがゆえに、このゲームはプレイ中ずっと、微笑むことができるのである。 キムタクといえば…

死に向かう華々しき弱者の生の肯定~ Kの思索(付録と補遺)vol.69~

今回は少しばかりシリアスに、タイトルの件について考察を深め、ある種の死生観について、思索してみたい。 自分の生き方に自分で決定権を持つ。みなその概念自体は「そりゃそうだ、重要な事だ」と思っている。しかしながら、多くの意志の弱い皆が感じている…