仮想通貨はやっぱり儲かる!?(&その他雑記)〜Kの思索(付録と補遺)vol.31〜
仮想通貨はやっぱり儲かる!?
今となってはもはやバズワードと言っても良い仮想通貨。あまりに話題になって「寝ているだけで資産が増えていく」とか「億り人」(仮想通貨の値上がりで億の金を稼いだ人のこと)なんていやらしい言葉が聞かれるようになった。
2010年の7月18日に「あの」マウントゴックスがビットコインを売り出した時、その価格は1単元で7円だった。それが最近200万近くまで上がったのだから、億り人となる人が生まれるのも当然だろう。情報を先取りするというのはこうも大事なことなのだ。一生懸命努力して働いて死ぬまで細々と稼ぐ一方で、たかたが8年ビットコインを持ち続けただけで億万長者になる人がいる。両者の決定的な差は、情報取得の早さと、その将来的な可能性に対する投資力だ。
もちろん言うまでもなく、最近の仮想通貨市場はバブルである。最高値200万近くまで行ったビットコインも今は絶賛暴落中である。これはグラフを見せた方がわかりやすいだろう。見よこの断崖絶壁を!
ということで、多少株をかじったことのある人間ならこの急落の仕方は恐ろしくて仕方ないだろう。中にはこのビッグウェーブを乗りこなせると思っている投機家もいるかもしれないが、僕から言わせると無謀無策極まりない。
というのも、仮想通貨が素人にあまり儲かってしまっては困る職業が存在するからだ。なにか?それは「大口の投資銀行」である。彼らは最初からそのことを踏まえて、その莫大な資産でもって仮想通貨市場を動かしてきた。そういうインサイダーまがいのやり方を取り締まる法整備が仮想通貨市場にまだないので、ある意味でやりたい放題なのである。その巨大な「クジラ」が大きな波を起こして、素人サーファーが上手いことそれに波乗りしようとしているのである。言い換えると、スナイパーで狙われながら、その玉を避け続けるようなものであって、そんなものがうまくいくわけがない。
さらに言えば、仮想通貨は非常に税金が高い。株取引が利益の20パーセント課税なのに対して、仮想通貨は最大55パーセント課税である。投資をあまり深く知らない人は、僕が思うに、この税金というものの重みが分かっていない。昔から民を貧乏にしてきたのは年貢の重さだというのに。株取引が空気抵抗だとすると、仮想通貨の課税度合いはゴムバンドを腰にくくりつけられているようなものだ。
逆に言えば、納める税金が少ない投資ほど、お得に稼げるものも無いということになる。例えば今なら「NISA」や「iDECO」などを始めて見ては如何だろうか。NISAは課税ゼロだし、iDECOは課税ゼロに加え、投資するほど所得税が控除される鬼儲け制度である。
かといって、「今後いっさい仮想通貨に手を出すのはやめておけ」と言うわけではない。僕は仮想通貨そのものには限りない可能性があると思っている。ブロックチェーン技術は革新的であり、仮想通貨よりもブロックチェーン技術の方を主役として、もっとピックアップされるべきだと思う。ただ今は明らかに投機家達のオモチャになっているので、全然手を出す気にならないというだけの話だ。僕もいずれ確実に仮想通貨に投資する日が来るだろう。今持っている人は売らずにじっと持ち続けるとよい。そもそも投資とはそういうものだ。
ちなみに仮想通貨はブロックチェーンの本質上、めっちゃ計算能力が必要で、大量の電力を消費できる場所が優位という特性がある。そのためこれから大量の原発を立てまくる予定の中国が仮想通貨市場でも台頭していくかなーと思いきや、中国は仮想通貨を規制した。これに関しては、仮想通貨を使えば通貨に国という縛りが無くなるので、その結果、将来的に法定通貨の元が廃れるのを恐れたのではないかとみている。しかし最近の中国の発展は本当に凄まじいなぁ。
結論は抽象的にして相手の興味を引こう!
ビジネスにおいて、よく「物事を伝える時は結論から言え」と言われることがあるが、あれは至極正論だ。結論から言わないと相手をイライラさせることになる。
しかし人によっては、そのあまりの思索能力故に、伝えたい結論を簡潔に表現しようが無いということもあるだろう。深く物事を考えている人ほど、今の自分の考えを結論だけ伝えても理解されないことを分かっているから、自らの思索の過程を一から説明して結論にたどり着くような説明をしがちである。
また同じことだが、優れた思索能力の持ち主は簡潔に表現出来ない結論を導き出してしまうものだ。だがそれでもやはりビジネスにおいては話は結論から入らなくてはならない。ではどうするか。僕は「伝えたい結論を思い切り抽象化してしまう」のが良いと思う。つまり、伝えたい結論が、思索の深さ故に具体的で長文になってしまうなら、それを包括するような抽象的なワードで無理やり短文にしてやろうという試みである。このままだと分かりづらいので、ちょっと例を挙げてみよう。
例えば伝えたい結論が「大きな成果というのは、何事もコツコツ小さな成果の積み重ねが長い時間をかけ結果として大きな成果となって現れるだけなんです」というものだったとする。これを僕ならこう変える。「大きな成果は小さな成果の積分です」。
このように例えれば、ハッとあることに気付く。それは単に「大きな成果は、小さな成果の積み重ねなんです」と言えば良かっただけだと。つまり、クドクド長々と言わなければならないと思っていた結論が、実は物凄く単純に表現できたり、情報量の密度を上げることが出来るということに気付くのである。自分が発する言葉の情報量が、口数によって薄められていないかと常に意識するのである。
抽象化するというのは例え話の能力である。というのは、抽象化するためにはある具体的なさまざまな物事を包括して、色々な角度から眺め、それらの共通点を見つける能力だからである。だから物事を結論からズバズバ言うためには、例え話をしようと常に意識すると良い。そうして結論が抽象的な概念の組み合わせによって短文で伝えられるようになれば、もうこっちのものである。
もちろん相手は抽象的な言葉の羅列に「?」となるだろうし、どういう意味か聞き返してくるはずだ。しかしそれは相手の興味を惹きつけているのでイライラさせることもない。我々はそのあと落ち着いて「つまり…」とか、「例えば…」と前置きして具体的な内容を伝えれば良いのだ。物事に対する把握能力のある人間は、総じてこのような「具体から抽象、抽象から具体」への変換が高速で行き来していると思う。
おまけ
行きつけの焼肉屋に行って、サラダバー(サラダ食べ放題)が300円で頼める事を今更ながら知ったのですよ。毎回300円以上出して「塩ムンチュサラダ」やら「シーザーサラダ」やらの単品を頼んでいたのでね、サラダバーのが全然お得じゃないかと。
しかもせっかくのサラダ食べ放題なんで、野菜めっちゃ食うんですよね。その結果、野菜でお腹一杯になってあんまり肉が必要なくなるんで、お会計もリーズナブルに。健康的だし、これからの焼肉にサラダバーは必須だなぁと思いました。あとサラダバーは一度ドレッシングをかけると常にそのドレッシングで食べなければならないのが弱点ですね。何故って?皿が一つしか与えられないのでドレッシングが継続するからですよ!(まぁ店員さんに言えば取り変えてもらえるんだろうけどなんかね・・・)ということで友達の名言を紹介します。「サラダバーの弱点は皿だ」
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モスバーガーで新商品「マルデピザ」を食べました。もうまるでピザでした(言いたいだけ)。いやまぁパンだしトマトだしチーズだしバジルだし肉だし…具材がまんまピザなんで、そりゃピザなんですけど。「たしかに美味い、けどピザで良くね?」ってなるのはすごく勿体無いような…。
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中華料理のコースにハマっています。安くて量が多くて、でもコースなんでそれなりに贅沢をしてる気分になれるという。
この卵スープに酢とラー油を足せばサンラータンになるという発見。
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アパホテルに泊まる機会があったのですが、やはり売れてるホテルは色々と気配りが隠されてますね。僕が気づいたアパの通常ホテルとの違いは
・ チェックアウトポストがあって楽
・チェックアウトが11:00と少し長め
・椅子がローラー式で引きやすい
・テレビがデカい
・ベッドがふっかふか
・室内をモノトーンでシックに統一して高級感の演出
・Wi-Fiパスが数字だけで入力しやすい
・玄関がめっちゃいい匂いする
これでいて値段も据え置きですからねー。今後はアパホテルの常連になりそうです。
END.