メルカリの株に投資家が大注目！～ Kの思索(付録と補遺)vol.45～
遂に「メルカリ」がマザーズに上場する。投資家の間では久しぶりの大注目IPOであることは間違いなく、株価も高騰すると思われる。何故ここまで注目されているかといえば、今後、世界を舞台にした「メルカリ経済圏」が作られる可能性があるからだ。シェアリングエコノミーにおけるC to C取引サービスの基幹となるかもしれないのだ。
これまでも楽天の「ラクマ」や「LINEモール」や「ZOZOフリマ」など似たようなサービスはあったが、生き残ったのはメルカリであった。何でも売れ、しかも取引が（配送方法含め）簡単なため、個人商店を営むような楽しさが影響したのだろう。下記の記事でも、そのことについて既にがっつりと触れている。
個人的に注目しているのは、メルカリが経済圏を作ることで、物の相場が安くなることだ。ほぼ要らないものだと思って、捨てるつもりで出品する人は、相場とかけ離れた激安価格をつけるだろう。
もちろんそういう激安価格をつける人が少数であるうちは、すでに同じ商品を真っ当な相場で出品してる人に即買われるのだろうが(この意味はわかるだろうか？市場で損をしないためにも考えてみてほしい)…長期的に見て、万人が商人になるということは、市場の競争原理が猛烈に働くということなので、物の価格は安くなると思われる。物の価格が安くなると、ますますシェアリングエコノミーの基幹が太くなるということで、その基幹を担うメルカリは大注目ということである。
しかし株を買うかどうかは迷いどころだ…。これは単に、僕がみんなと同じ行動をとることを生理的に嫌悪しているからなのだが…笑
就職活動の時、僕はJR北海道の人事に不遜にもこんな質問をした。「JR北海道は今いろいろと不祥事があったり、売上の上がらない路線が多かったりして、ぶっちゃけ経営難じゃないですか。そこに更に新幹線なんて開通して、経営は大丈夫なんですか？そもそも交通費的にも、かかる時間的にも、僕なら飛行機を使ってしまいますが」と。我ながら生意気である笑 しかし間違った突っ込みではなかっただろう。
JR北海道の人事は答えに窮し、フワフワした理想論が返ってきたので、申し訳ないが「ダメだなこれは」と思ってしまった記憶がある。結局、正に記事の通り、新幹線を開通させた事で正念場になってしまった。札幌駅まで開通すればというが、それこそ飛行機を使うし、何やら札幌のどこに新幹線を到着させるかで政治的に揉めてるみたいだ。
インフラにおいては、こういう政治的問題で物事が阻まれるのを解消することが仕事の結果のほとんどを左右する。
例えば、日本のリニアモーターカーも、速さが売りのはずなのに「途中駅を作れ」と地元民から言われたり、「トンネル工事で川の水が少なくなるから、その水を今後全部補填しろ」と言った無茶な要求のせいで潰れかけている。誠に世の中で何かを為すためには、政治と経済を知らねばならないと思う。
正しい方針ではあるが、どのようにしてその人が睡眠不足であると判断するのだろうか。これで「睡眠不足なので仕事できません」というのは、労働者の立場としては言えないだろう。結局「体調管理も仕事のうち」と詰められるだけのような気がする。
そもそも運送業者における睡眠不足が問題化したのは、市場から買い叩かれたことによるドライバーの人手不足によって、労働時間が伸びたからだ。その上で長距離ドライブをさせるのだから、睡魔が襲うに決まっている。経営者は、アマゾンに対して断固値上げを要求したヤマトのように、労働者に対する給料を増やして労働力を確保することが求められている。
おまけ: 「男子会」
僕の周りでは女子会ならぬ男子会がよく開かれる。男子会とはつまりこんな感じだ。
見よ、この「男子会」感を
男子会では、ガッツリ系のご飯を腹一杯食べることが求められる。見てもらえればわかるように、山盛りのチャーハンとラーメンだ。
それだけではない。ここに追加で、鶏の唐揚げ＋鶏皮の唐揚げという限りなく似たベクトルのサイドメニューを注文する。女子会ではこんなことは起きないだろう。そしてどんなに見通しが悪く「絶対それ食い切れないだろ！」という量を注文する友人がいても、相互に手伝い合って完食しなければならない！(僕は結局、向かいの麻婆豆腐丼をほぼ全部手伝うことになった)
だから男子会の後はいつもみんな、「頑張って身体を自立させる」ことになる。
頑張って身体を自立させる友人
みんなも「男子会」、いかがだろうか。デカ盛りの料理完食チャレンジなんかもやってみたいなと思う。
END.
